

| 第6号 | 平成15年11月1日発行 |
特集E 脳卒中センター |
脳卒中センター オープンしました!
脳卒中とは脳梗塞や脳内出血、くも膜下出血など、突然に起こる脳血管障害をまとめていいます。症状は半身麻痺や言語障害などがあり、ひとたび発病すると長期の療養や介護が必要となります。
これまで岐阜市の基幹病院では、脳梗塞を内科が担当し、脳出血やくも膜下出血などを脳神経外科が担当してきました。このたび市民病院では脳梗塞も脳出血も脳卒中専門家チームによる治療・管理ができる脳卒中センターをオープンしました。ここでは脳卒中治療のガイドラインに沿った治療を行っています。
脳卒中はこれまで「いったん病気にかかると治らない」という見方をされてきましたが、近年のめざましい医療技術や医療機器の進歩に伴って、発症直後の超急性期に適切な治療を開始することにより、患者さんの後遺症を大幅に少なくできることがわかってきました(図1)。

脳卒中センターには、脳出血・くも膜下出血や脳梗塞などの治療が総合的にできる脳卒中専門医をオンコール態勢で24時間待機させ、速やかな診断を行うようにしています。またイラスト入りのクリニカルパス(入院診療計画書)を作成し、医療の標準化や見落としの防止などに役立てています。さらにセンターのスタッフとともに、循環器内科、リハビリテーション科、放射線技師、薬剤師、栄養士と連携して、少しでも良好な状態と社会復帰率の向上を目指しています。
地域連携については、『地域完結型』(地域の病院が特色を出し、当センターであれば昼夜を問わず24時間・重装備で脳卒中治療にあたり、その後の回復期リハビリテーションはそれ
を専門に担当する病院に依頼し、症状が安定して外来通院が可能となった方は地域の『かかりつけ医』の先生にお願いする)を目指しています(図2)。
市民の皆さんも日頃から脳卒中の前兆(前ぶれ)に注意して、もしそのような症状があったら、空振りでも構いませんから気軽に相談してください。

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1 |
岐阜市民病院長 伊藤隆夫 | |
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2 |
呼吸器科部長 澤 祥幸 | |
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3 |
センター長 岩井知彦 | |
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4 |
産婦人科部長 伊藤 邦彦 |
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編集部一同 |