第5号 平成15年5月1日発行

くすりのおはなし(外用剤)

薬剤部


 外用(患部に直接作用する)薬には次のような種類があります。
[ 軟膏剤・クリーム剤 ] 皮膚や粘膜に直接ぬって使う薬です。皮膚表面の病気だけでなく、皮膚から血管に吸収され全身の病気に効果がある軟膏もあります。使い方は、そのまま手でぬる、ガーゼにぬってから貼るなどがあります。ぬり直すときは、ぬれたガーゼなどで前の薬の残りをよくふき取ってからにしましょう。フタをかたく閉めて保存し、変色したり固くなってしまった軟膏は使用しないようにしましょう。
[ 噴霧剤 ] 専用の吸入器で直接患部に薬を吹き付ける薬です。おもに呼吸器系の病気に使用され、確実な効果を得られるのが特長です。使用するときには、医師に指示された使用量を守りましょう。
[ 点眼剤 ] いわゆる目薬です。液状のほか、軟膏もあります。点眼する際に容器の先が直接まぶたに触れないように注意しましょう。
[ 貼付剤 ] その名のとおり、皮膚に直接貼る薬です。効果が長く持続され、使用法が簡単なのが特長です。使用する際は、皮膚を清潔に乾燥させ、できれば毛の薄い部分に使用します。はがしたあとは水かお湯でふき取り、皮膚に薬が残らないようにします。
[ 浣腸剤 ] 35〜6度にあたためてから使用すると、早く効果があらわれます。頻繁に使用すると、自然な排便ができなくなるので、乱用しないようにしましょう。
[ 坐剤 ] 肛門や腟内に直接挿入する薬です。炎症を抑えるものや、直腸から成分を吸収させるものなどがあります。内服剤より速効性と持続力があるなどの特長があります。挿入後20〜30分は横になって安静にしていましょう。医師に指示された使用量や時間の間隔を守りましょう。


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-----目次------

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1

就任2年目にあたって

岐阜市民病院長 伊藤隆夫

2

患者・ご家族の皆様へ(外来自己負担増について)    

岐阜市民病院 医事室

3

特集D 成人病健康管理センター

センター長 里見 和夫

4

骨を健康に! 

― 骨祖しょう症を予防する食事や生活 ―

看護部

堀田多津子 奥田まゆみ

5

新鋭MRI導入

中央放射線部 棚橋 久実

6

くすりのおはなし(外用剤)

薬剤部

7

編集後記

編集部一同